どんなに頑張ってもいまいち理解できない、中途半端なところで間違える、しかもなぜ間違えたのかもよく分かっていない
それ、基礎ができていないからなのかもしれません
■基礎がどうして大事か
基礎が大事だと言って、いやそんなことはないと主張する人はさすがにいないでしょう。
どうして基礎が大事かというと、知識は積み重ねだからです。
数学・理科のような理系科目は一番分かりやすいですが、英語や国語、社会科も同じく基礎が大切です。
何の予備知識もなくいきなり今日始めて知ったことが明日の試験で点数に繋がる、ということのほうがむしろ少ないでしょう。
例えば英語であれば、基本文型、動詞の文における役割、各品詞動詞の接続の仕方など。
国語は少し分かりにくいですが、語彙力・読解力などは非常に長い年月掛けて積み重ねるもので、むしろ数学よりも積み重ねが必要な科目でなかなか厄介です。
■基礎を重視した勉強の仕方を
小学生の時から学んできたことがすべて原理原則を人に説明するほど完璧に理解し、覚えている人はあまりいないでしょう。
そうすると、時折復習したり再確認したりする必要があります。
やることは極めてシンプルです。
例えば、「自然数」「素数」といった用語、問題演習をやっている時に遭遇して、少しでも疑問があったら、そこで一旦ストップしてその定義を再確認しましょう。
あるいは何も以前勉強したことだけが基礎なのではなく、例えば直近で一次関数を勉強したとして、「傾き」の意味を正確に理解できているのかどうか、これも基礎です。
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