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オンライン学習塾東大講堂

04_集中力を高める方法

更新日:2023年8月6日

カフェでグループになって談笑しながら勉強に励む中高生、電車の揺れに耐えながら必死に問題を解く中高生、一生懸命で健気な姿、実に微笑ましいですね


しかし、残念ながら、そんな子たち、大体成績が微妙です><

自発的に勉強している時点で決して成績悪くはないが、その中に成績トップの子はおそらくあまりいないでしょう。


集中力を高める方法
課金してないので透かし入りで失礼します

いやいやいや、カフェや電車での勉強もまさか意味ないとか言うの??


はい、そうです。一部を除きますが。

分かる人はもう分かっていると思いますが、一応説明しましょう



■キーワードは“集中力”


例えば2時間くらいの電車で、グリーン席みたいな席に座れて、停車駅も少なく、隣も頻繁に乗り降りしない、しかもやるのは英単語の復習、というような特殊な例を除けば、基本良くないです。

カフェも同じく。


理由は単純、集中できないからです。


「いえ私は集中できます!」と言い張る人もいそうなものです。


では質問:近くの客が動いたりするのを感じ取れますか?電車の揺れを感じ取れますか?店員の声やアナウンスは耳に入りますか?


「いいえ全く?( -`ω-)✧ドヤッ」

本当にそういう人がいたら、道路渡る時は周りをよく見てから渡ってくださいということで、ここでは大多数のホモ・サピエンスの話をさせてください。


集中力を高める方法
↑霊長目ヒト科ヒト属ホモ・サピエンス

■集中って案外難しい


周りの音が耳に入ってきたり、近くの人が動くのを感じ取ったりしている時点で、気が散っている証拠です。

そうじゃなきゃ逆に道歩いてると危ないので、そうなるほうが自然です。


しかし、気が散るということは、一つのことへの集中ができていないということです。

それも、頭をフル回転させるべき勉強のことであれば、なおさらです。


そういう観点からすると、電車やカフェは勉強の環境として最悪です。


また、歌詞のある音楽を聞きながら、スマホをすぐイジれる体制、友達と一緒に、間もなく次のイベントが発生するタイミング(要はスキマ時間)、これらも気が散る要素の主な例です。


まとめると、外部からの情報が入ってきたり、外部に対して気を配らないといけなかったり、時間が短くてソワソワしちゃったり、するような環境やタイミングは良くないです。



■集中できる環境を整えよう


じゃあどうすれば良いかというと、上記のような環境やタイミングを避ければ良いのです。


理想としては、静かで落ち着く場所+ノイキャン機能のあるイヤホンで雨のBGMやホワイトノイズを加えるのが良いでしょう

静かすぎると逆に落ち着かないことが多いので。


歌詞のない音楽も、ついノッちゃうようなものでなく、落ち着いたもので、かつ小音量なら良いでしょう。


家だと散らかって落ち着かないのなら図書館、塾や学校の自習室など。

友達と一緒に勉強するのは、図書館だとしても、やめましょう。席を離すのなら大丈夫です。横にいると気になってしまうので。

ただし、図書館だと、静かではあるが、やはり周りの人が動いたりするので、個室やブースのような環境が一番いいです。

集中力を高める方法
向かいや隣のやつが入ってきてカバンを置く時に音立てるとイラッときます

ちなみに、私は大学受験の時、河合塾の自習室を利用するために、1教科だけ授業を取って、しかし一切授業には行かず、自習室に入り浸っていました。

それでも横の人が動いて目の余光に映ると気が散るので、なるべく両側の仕切りが視界を遮るように座っていました。


高3の夏休みは朝10時~夜9時閉室まで。昼ごはんと昼寝以外一切休憩挟まずに勉強していました。

午前は英文標準問題精講、昼寝後はセンター過去問や予想問題集を7教科1年分解いて(社会などは20分とかで解けちゃうので)、夕方から閉室までの数時間は解説をじっくり読む。一ヶ月でセンター7教科×約30年分(センター試験とは今でいう統一試験のことです)

旅行やお出かけとかしない家庭だったので、夏休みはほぼ毎日こんな調子。


それでも現役では受からなかったので、世の中甘くないですね(´;ω;`)

(高2~高3の6月まで勉強サボっていたのはたぶん関係ない…いやめっちゃあるねorz)



■集中力を更に高める必殺技!


学校生活で、どういう時に一番集中力高いかというと、試験中がダントツかと思います。

それは、決まった量と決まった時間があって、しかも他にすることがないしできないからなんです。


ならば、普段の勉強でも同じ条件を再現すると良いでしょう。


また別の記事で詳しく書きますが、勉強は計画と習慣化が大事なので、決まった時間に決まったことをやるべきなんです。

さらに、ある参考書を例えば1ヶ月で終わらせるぞと決めると、毎日どのくらい進めるべきかが明確になります。


そうすると、毎日決まった時間の中で完了させるべき量が決まっているので、ノルマに追われるようになって、自ずと集中力が高まります


さらに、このページを30分で終わらせる!これは10分!と細かに時間制限を設けると、より効果が高まります。時間配分もそれで正確になります。

慣れてきたら、だいたいこのくらいのペースでやらないと終わらんぞという感覚が分かってくるので、そうしたら細かな時間制限は卒業しても大丈夫。



集中力を高める方法
東大講堂では塾生向けにこういった学習サポートツールを配布し、家庭学習も管理監督しております



■電車の時間を有効活用したい


電車で勉強したいなら、英単語のように、連続性が低く、いつ切り上げても大丈なものは基本的には良いでしょう。ただし、英単語だとしても、復習ならいいですが、所見の単語を覚える時は、ちゃんと集中できる体制で、しかも書いたりしながら覚えるほうが良いです。


あるいは、大して集中力を要さないもの、例えば歴史(と言ってもこれもものによるが)


電車で数学の問題を解いたりするくらいなら、寝て、元気になって、その分ちゃんと授業を聞いたほうが良いかもしれません。



もちろん、ケースバイケースなので、あくまで集中できる環境を整えましょうということをお伝えしたいので、個別の判断は自分で行ってください。



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